女将のつれづれ

食べられる野草の話

田んぼの畦道に咲いていた、ノボロギク。(真ん中のあんまりきれいじゃない下向いて咲くお花です)生けてみたら、意外と長く持つ事と赤い花だけ食用になることがわかったんです。(黄色と橙色は毒草ですから、決して...

辻ソムリエをお招きして【日本酒と料理とのカップリング】勉強会。

9月の3日になりますが、金沢シャトーシノン・オーナーで、日本ソムリエ協会理事のシニアソムリエの辻健一氏(氏は利き酒師もお持ちです。)をお招きしての、「白山市のお酒と和田屋の料理とのカップリング勉強会」をさせて頂きました。...

もくず蟹のお味噌汁

今日のご宿泊のお客様のお料理から。「もくず蟹」(別名シャンハイ蟹)の最後の鮎ご飯と共に召し上がって頂くお味噌汁。久しぶりにたくさんのもくず蟹を見ました。これはお味噌汁が本当に美味しい、実は手取川にもたくさんいる...

「世界に一つだけの和田屋だけの世界を」

写真は「WunderKummerⅠ-leaf」という」タイトルの金属アートの和田真以子さんの作品。奥は「ストーム・グラス」といって天候の変化によって様々な表情の結晶化を繰り返す19世紀ヨーロッパで≪航海時の天候予測器...

献立の元は材料にあり。

私の毎日のお献立書きは、ここしばらくお陰様で更に増えて、忙しくさせて頂いております。六室しかない小さなオーベルジュですから、そのお部屋ごとに「特別お献立」になりまして、予約係が書いてくれますご予約帳の詳細を料理長が読...

客室のテレビが映りにくくてお詫び申し上げます。

数年前、地デジテレビに変わりました時に、地デジテレビをお部屋に設置しましたのですが(お部屋がすっきり見えますよう、お泊り様だけがわかる場所に各部屋置いてございます。)当屋の建物が山の陰になります為、映りにくいチャンネ...

天の川に見立てて

写真のお豆腐は、天の川に見立てた料理長手づくりの「滝川豆腐」。当屋の地下水を使った優しい味のお豆腐でございます。このお豆腐は7月に入ってから今日の七夕まで。こちら石川県でも朝から本当によく雨が降っておりまして、山麓の...

お朔日詣りと茅の輪くぐり

お隣り白山さんでの、今年の残り半年の無病息災、家内安全を願った神事と茅の輪くぐり。日本と地方の四季折々の所縁ある年中行事は、日本の大切に残したいモノの一つです。今年の茅の輪は4〜5日くらいまで、茅の輪がくたびれるまで...

白山比咩神社様表参道が見える部屋。

白山比咩神社様表参道。私共の店は、この表参道をしばらく上がった左手に見えて参ります。見えて参ります建物は、昔はお客様のお部屋でしたが、現在は、ご宿泊のお客様のお風呂上がりのお休み処となっております。表参道が眼下...

熊と一緒にフランク・シナトラを(笑)

すっかり夏でございます。今年はちょっと早めの5月31日に五月人形を片付けて、花生けの花器も籠にしたりと、すっかり夏への模様替えも着々と進んでおります。私の花畑に紫陽花の七段花が咲き始ましたので、今日は、花畑からは七...

いよいよ鮎。ご予約お待ちしております。

当屋のお玄関前の青紅葉が本当に爽やかです。いよいよ明日6月1日から、各お部屋の囲炉裏で「鮎の塩焼き」焼かせて頂きます。先ずは小さな若鮎から。骨まで食べられる小さな鮎ですが、ぴちぴち跳ねる小さな鮎を見ると「ああ、夏が...

今後ともよろしくお願い申し上げます。

お陰様で店再開させて頂く事ができました。再開三日前から山に入り、少しづつ山のお花を集めてまいりまして、お部屋に花を生けた途端に、お部屋がパッと息を吹き返したようで、私の心も明るくなりました。生け簀にお魚も入り、料理長も...