春の足音
今年は雪が多くて、庭にはまだ雪が残っておりますがその下からいつの間にか小さな花が咲いていました。写真は菊咲イチゲ。春の妖精と言われる春の訪れを告げる花々の一つです。白山麓にもようやく春がやってまいりましたよ。こうなる...
田んぼの畦道に咲いていた、ノボロギク。(真ん中のあんまりきれいじゃない下向いて咲くお花です)
生けてみたら、意外と長く持つ事と赤い花だけ食用になることがわかったんです。(黄色と橙色は毒草ですから、決してお食べにならないように。)
実際に娘が茹でてお浸しにして食べたら、「春菊のようで美味しかった。」と言っていました(笑)…が、間違えてしまえば大変な事になります故に、決してお客様にはお出し致しません。
野には、本によっても“食用”と“毒”と両極端に違うものがあるので、私共では決してどちらかわからないものはお出し致しませんが、実は、家族はちょっとづつ“食べられる”とあれば食べてみていて、何度か家族の人体実験ののち(笑)、あまりにも美味しいものは料理長に相談してお出ししてみます。
ちょっと前までは、「コシアブラ」の新芽も余り食べる事がなかった白山麓ですが、近年になって食べるようになったもの、食べなくなったものがあります。
近頃ではハイカラに言うと「ローカル・ガストロミー」(地域の風土・文化・歴史・などを料理に表現すること)とか言うんだそうですが、食生活は時代と共に変わってまいりますね。
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