小さくても濃密な体験を!

2021年2月12日

世の中の動きに合わせまして、休業日の多い和田屋で誠に恐縮ではございますが、私共は中で一生懸命動いております。  この時期でないとできないこと。この時期でないと考えられないこと。この時期をいかに過ごすかが今後を左右すると思ってかがんでおります。 

いつもは「雪に閉ざされた冬場は花は採りにいけない。」とばかり思っていた山にも、よく目を凝らせば、今まで見えていなかったモノが見えて参りました。常緑の木々や、や折れ曲がった木々がこんなに美しかったかと、花生けが更に楽しくなりました。

忙しすぎて出来なかった、小さな小物を縫ったり、作ったり、私の趣味と実益を兼ねた、各お部屋のご案内ももう一度書き直そうかとも思ったりしています。スタッフもそれぞれいろんなことを考えてくれております。
(写真は料理スタッフが手づくりしてくれる、お泊り様のお着き菓子。)
「小さな店だけど感動は濃密に!」

ここ最近特にそう思って、お客様には「小さな店だからこそ、濃厚で愉しい思い出深い体験をして頂きたい」と、こんな時だから思わぬことをも視野に入れて前向きにまりたいと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。