熊と一緒にフランク・シナトラを(笑)

2020年6月6日


  すっかり夏でございます。今年はちょっと早めの5月31日に五月人形を片付けて、花生けの花器も籠にしたりと、すっかり夏への模様替えも着々と進んでおります。

私の花畑に紫陽花の七段花が咲き始ましたので、今日は、花畑からは七段花、大山蓮華、縞芒、夏蠟梅、山からは、紅葉苺、ホウチャクソウの実、チゴユリの葉、クルマバハクマ、カラズムギ、ナツハゼ、ガマズミ、庭からは都忘れなどを摘んで参りまして生けてみました。花採りは今の時期は二~三日に一度、真夏は毎日山へ参りますが、最近この辺りに熊がたくさんお出ましになられるので、少々怖くなり、花を摘みながら大音量で音楽を聴いております。(笑)(他にだ~れもきいてないからいいや~。で。(笑))

 因みに以前はクラッシックも聞いてみたのですが、曲と曲の合間が静か~になったり、ぶちっと途切れたりするんですよね。(笑)そんな時山で一人でいると、超~怖~くなるので(笑)、切れ間なくアップテンポで、熊が嫌がりそうな「山用音楽」として、マイケル・ジャクソンやクイーンの皆さまが私の携帯に「クマ除けスペシャル」として登録されておりました。 

が!しかし、さすがに年も年だし、アップテンポがこの頃ズレてきたので(笑)、今朝は、フランク・シナトラ・ベストで。(笑) 甘い声が最高に素敵で年相応。う~ん。これは素敵。しばらくハマりそう。(笑) 生けた花も今日は何故かしら優雅に見えてくるので、ここ当分はフランクに私に熊が近づかないよう着いててもらおうと思っております。(笑)

当屋お玄関に「サイハイラン」(お武家様の大将が使う采配を振るう道具に似ているため、そういう名前がついております)が今が盛りで咲いております。(細長い花がそうです)
コロナで時代は変わっても、白山麓の大自然は変わりなく、私共のお迎えの姿勢と気持ちも変わりなく、皆様をいつでもお待ち申し上げております。
今日もありがとうございます。