山菜を学び続ける・1

2020年4月12日

  休業二日目の11日(土)、「山菜の勉強を深めたい」元々そういう思いで、山菜取りの達人の橋爪さんに山の案内をお願いしてありましたので、和田屋調理スタッフと共に白山麓の山へ。

ここ数日の心苦しい思いも山に近づいてまいりますと、一同ほっとしたような空気に包まれてまいりました。

私共だけではなく、すべての飲食店様が悩み悩んで、それぞれのやり方で工夫を凝らしていらっしゃいます。一日一組でも二組でものお客様を、万全の態勢で大切にお迎えされていらっしゃるところもあれば、テイクアウトで頑張っていらっしゃいますところ・・・

私どもも「今何が出来るのか・・」「この貴重な時間をどう有意義に使おうか」と思案しております。

この時期、今回一番多く採れたのは「こごみ」(草ソテツ科。癖のないどなたも食べやすい山菜。写真。)かたくり、薊(あざみ)、銭菜(せんな・葉山葵のこと)。
他、様々な木のことや、春の山の状態、山菜取りが歩く道のりなど、いかなければわからなかったことが、肌身でも感じて、今までわからなかった多くのことを学ぶことができました。

月末までまだ多くの時間がございます。皆様が笑顔でお戻り頂いたときに、なお一層手ごたえのある店と思って頂けますよう、心尽くして参りたいと思っております。

今日も一日本当にありがとうございました。
皆様がお健やかでいらっしゃいますように心から願って止みません。