今年は野性的な万年青で。
我が家の庭の万年青(おもと)でございます。どんどん高くなるお正月花でございますので今年大量に肥しをこの万年青に投入し立派な万年青に成長させお正月に生けようと企んでおりましたがなんと!小さい!(-_-;)(夢やぶれての映...
昨夜ご宿泊の、男性3名様の中のお一方から、朝お帰りの折に教えて頂いた。
「女将さん、お部屋の窓に、優曇華(うどんげ)の花が付いていましたよ。」
(写真の、糸のような先に小さな卵が付いているのがそれ。ガラスに映ってているので、見にくいかもです。)
「うどんげ?何ですか?それは?」
「3000年に一度咲くという、仏教の経典に出てくる架空の花に例えている、花のような、ウスバカゲロウの卵のことなんですよ。」
それからいろいろの話になり、文学少年のような五十過ぎの紳士御三方とのお話しは、昨夜の酒席よりも盛り上がり(笑)、
北杜夫氏の「どくとるマンボウ昆虫記」の中で、ウスバカゲロウのことを、北杜夫氏は、薄馬鹿下郎と勘違いしていた話やらで笑い、笑い、手を振ってお見送りさせて頂いた。
見ると本当に花のようにも見える。
孵化して成虫になると、30分しか生きていない種類もあるという、カゲロウの儚くも美しい卵を今日初めて知りました。
〒920-2114 石川県白山市三宮町イ55-2
定休日:毎週火曜日
電話番号:076-272-0570
(午前9:00〜午後6:00まで ※不定期)